政令市で3番目に高い国保料・・・今こそ払える保険料に

08年12月12日 | とし子からの手紙

岡山市の国保料は高い。政令市で3番目の高さ・・・。なぜか・・・。

それは、国保事業に税金を使わず、加入者の保険料で支えてきたからだ。「保険」だからソレガルールだと国はいう。岡山市は、国に忠実に事業を続けてきたことになる。

私は命のパスポートである国保制度をいいものにしたい、払える保険料にして滞納者を減らしたいとの思いから、質問にとりあげた。

公明党市議団の代表質問では、法定外繰り入れが、北九州市の1人あたり14508円に対し、岡山市が902円であることを「よくがんばっている」といいつつ、「でもこれ以上の値上げは許されない」という質問だった。新風会の議員も「市民は誰もが最後は国保の加入者だ。ここに税金を使うのは理解が得れるのではないか・・・」と質問。議会のなかでも国保料の高さに問題意識が広がってきた。

わたしに言わせれば、がんばってきたのは市民だ。高い保険料を払い続けてきた。命を支えるための税金を市長が使うこともないまま・・。

私は滞納者を増やさないために、今こそ市長ががんばるときだ・・と訴えた。これまで払い続けてきたが、払えなくなっている人がふえている。生活困難のために払えない「高い保険料」は払える保険料にして、収納率を上げよう。あと3パーセントあげれば、国の交付金を2億2千万円増やせる。市民からむしりとるのではなくて、国から取り戻そうではないか。

今、自治体が「住民の命を守る」という本来の姿に立ち返ることが求められている。