看護の日

12年05月11日 | とし子からの手紙

12日は、ナイチンゲールの誕生日です。その日を「看護の日」として、看護の心をみんなの心に・・・と大会が開かれています。

県知事表彰など受賞者の表彰式もあります。今年も同級生、先輩など知り合いが大勢表彰されました。みなさん、おめでとうございます。重ねてこられた地道なご努力に心からの拍手を贈ります。

記念講演は、柳田邦夫さん。テーマは、「医療の専門化と看護者の感性」

「いまだ経験せざることを感受することができる感性をもつこと・・・・」ナイチンゲール

「人間は誰しも物語を生きている」「被災地の不合理な死」「災害とグリーフ・ワーク」「生きなおす力」「生と死の人称性について」「専門家と2.5人称の視点」・・・

専門家に求められるのは、「人間が生きている、個性豊かな物語に興味を抱くこと、そして、人間を愛する心で、その身になって考えること」・・・・深い話でした。とても興味深く聞くことができました。中でも、「2.5人称の視点」の話は、実に興味深く、今後の学びのひとつにしたい・・・と思いました。

会場の三木記念ホールは超満員。看護学生が400人来ていました。柳田さんは、若い人たちに伝えたかったようです。伝わっているといいなあ・・・と思っています。