退職後の夫イキイキ!

08年12月19日 | とし子からの手紙

夫が退職して2年が来る。41年の公務員人生だった。

「ご主人は元気にしておられますか」とよく尋ねられる。私は、「元気にしています。イキイキしてますよ」と答えるが、詳しくお話することも少ないので、ちょっと詳しくお知らせを・・・。

1年早く退職したのは、母の病気・介護のことがあった。もちろん、他にもあったかもしれないが・・。

交代で母のところに通う。地域では、町内会長、医療生協(私が時間がないので、彼がサポートしてくれている)のボランティア、地域九条の会の事務局などを担っている。

趣味の園芸を生かして園芸教室の講師、児童センターのとなりに住んでいるご縁で、バトミントンをこどもたちに教えたり、にわかにサンタクロースの役もいただいた・・・と笑っている。

週に1回のテニスは欠かさない。いいテニス仲間に恵まれて楽しそうだ。

料理の腕前も上がった。時々学生さんや若者の食事づくり担当を頼まれる。すると、メニューを考えたり、あれこれと買い物計画をしたりと「取り組む」。楽しそうである。「おいしい」といってもらえるとまたニコニコ・・。仕事で走り回る私のかわりに、娘の里帰り分娩にあたっても大活躍したことはいうまでもない。本当に感謝である。

このようにイキイキしている夫をみるのは、うれしい。

団塊の世代の退職時期を迎え、その生き方が注目される。それぞれ条件があるけれど、仕事以外の生きがいを社会貢献と結びつけて見つける人が増えたら、この国は必ず変わるのではないか・・。

「自分のことは自分でできる」ことを基本に、ちょっとボランティアするのはきっと楽しい。