国会議員定数を減らすより政党助成金の廃止を

09年02月4日 | とし子からの手紙

国会で予算委員会の審議がはじまった。

すごい消費税増税の大合唱である。値上げのためには、国会議員のかずを減らそう・・・、国会議員も身を切ろう・・・。

定数削減は国会議員の身をきるのではなくて、国民の民意を切るのだ。勘違いもはなはだしい。

削減いや廃止するべきは、政党助成金である。献金をもらいながら税金を320億円以上も分け取りするしくみこそすぐ廃止すべきものである。国会議員の削減より財政効果は大きい。

日本共産党は小さい政党だが政党助成金も企業献金も受け取っていない。それでも庶民と同じしんどい思いをしながら、自立した政党活動をつづけている。大きな政党ができないはずはないのだ。楽して政党助成金に依存すると政党は堕落するのではないか・・・。「依存症」からぬけだすのは至難となる。現に、政党助成金廃止は共産党以外の政党からは出てこない。国民生活がこれほど大変なときでさえ、自ら受け取る税金はキープしているのである。おかしくないか・・・。

もう騙されないという明確な意思を持って国会審議を聞く人は増えている。