「介護5で一人暮らし」を在宅で支えれる岡山市にしたい

09年02月22日 | とし子からの手紙

dscn0344.JPG介護保険制度ができて、9年。介護を家族の負担でなく、社会で担おうという狙いがあった。しかし、介護保険制度だけでは、担いきれない。一般福祉と市民力、そして家族力、経済力などの条件がなくては、「一人暮らしの介護5」の人は、支えることができない。

しかし、一方で「望む在宅での人生」を全うする人もおられる。山陽新聞でも報じられた事例に、私は希望を感じている。どういう条件でならそれが可能となるのか・・・。

介護保険を使いこなそう・・というシンポジウムが開かれた。医師、ケアマネ、デイサービス、ヘルパー、そして行政担当者が報告した。旭川以東の9病院の病診連携室が企画した。

さすが現場の声だ。より多くの人が「自分の望む人生の最後」をむかえるためには、介護保険だけでなく、一般福祉、地域福祉のしくみが必要・・。そして、自分はどう行きたいのかを決め、それを伝え、専門家としっかりつながって道を見つける努力が必要。人の信頼を育む言葉・・・それは「ありがとう」だとおもえた。