DVアドボケイター養成講座

09年03月1日 | とし子からの手紙

昨日と今日の2日間、全国シェルターネットが主催するDVサポーターの専門養成講座があった。

札幌からおんなのすぺーす・おんの近藤恵子さんが来岡。実に充実した内容の講座だった。シェルターネットがサポートの理念をもって、全国どこにいても一定水準以上の支援がうけれるようにともっている講座は、支援のしくみの「今」を理解できる内容だった。

定額給付金についてもその有効性に疑問をなげかけ、岡山市で事務費だけでも4億円かかると伝えると激怒しておられた。DV施策にそれだけ使えたらどんなに救われる人がいることか・・・。

DV支援の「仕事」は、女性のいのちと人権を守ることのできる世の中をつくる社会変革の運動なのだ・・・と近藤さんは言われる。

被害当事者から学び、鍛えられた心温かい闘う女性は、確信に満ちてすてきだった。

セルフケアの必要性を実感。元気でないといいサポートはできない。自分のスキルとともにネットワークのスキルもあげなければ世の中のしくみは動かしてはいけない。

やさしく心温かい女性たちは、お互いに微笑みを交し合って、またエネルギーをもらった。