ジャパンハートの吉岡秀人医師講演会…「質を極める」
私はNPO法人ジャパンハートの会員だ。「医療のないところに医療を届ける」という活動に共感している。
昨日、代表である吉岡医師の講演会があった。表町のKAMON・R(美容院)には、あふれるほどの人が集まった。
久しぶりにお会いした吉岡医師は、少しやせられたようだった。看護団の皆さんとも再会できてうれしかった。私は震災ボランティアをしている若者をさそって出かけた。
吉岡医師の話は、ジャパンハートの活動を持続可能なシステムにするために今取り組んでいること、そして、自分の生き方や考え方の話だった。それは、まさに哲学である。
対極的にものごとをみることの大切さ、金銭のためではなく人に役立つ生き方がしたいという強い意志、限られた時間(人生)の中で自分のしたいことを、家族、仲間、地域のみなさんと共に実行していく・・・。
いのちは平等で、どこに住んでいる人も同じように大切。海外でも離島でも僻地でも・・・必要とされているところで役に立ちたい。大切にしたいのは、歴史に学ぶ姿勢だ吉岡医師はいう。なぜミャンマーで活動しているのか・・・のなかに、年配者からじっくりと聴いた戦争体験があるという。この部分にも共感した。
近く本を出版される由。ぜひよんでみたい。
政冶家には、とにかく現実をしっかり知ってほしい・・・と。そのとおり!
岡山市内に美容技術だけでなく、「人間力」を育てるという方針をもつ美容室があることもうれしくなる再発見だった。