政令市移行で区割案―3区案どうですか?

07年08月25日 | とし子からの手紙

 市民置き去りでどんどん進められる政令市移行。「今回の合併は政令市になるための合併。合併し、居住人ロが70万人になったのだから、なんとしても政令市に!」と市民、議会にも情報を提供せず、審議会にゆだねていた区割案が示された。3区案である。

 旭東学区の住民が西大寺区役所!?東福祉事務所管内に住む皆さんどうですか?

 西大寺福祉区管内の人ロは96.718人、東福祉区は138.949人。B区とされるこの区の区役所が西大寺というのは市民サ―ビスにとって公平ですか?

 東福祉事務所管内は支所もなく、東福祉事務所は老朽化、狭く、駐車場もなく、分散しなくてはならない状況で、建て替えが必要。区役所とあわせてたてかえればいいとの期待は高い。西大寺支所は今でも支所であり、支所は残すのだから市民サ―ビスの低下はない。

 市内の市民サ―ビスは不均衝を残してきた。南部、東部の住民は低いサ―ビス網を受忍してきたが、「新しい岡山市」でもそれを続けることは認めがたい。

私の考え…

 住民サ―ビスから考えれば6区がいいと思う。しかし、財政等総合的に考えて3区やむなしとしても、市民サ―ビスの公平の視点から、市民サ―ビス網を再構築すべき。前記のとおり、単なる3区案はあまりに乱暴。

 市長さん、財政シュミレ―ション、区役所、支所の体制、県から移される1100項目の事業の中味そして、市民の暮らしとの関係で政令市移行で一体何がよくなるのか、情報を出してわかる様に説明して下さい!!

「粗製乱造」の政令市では、市民も職員もやっていられない。10月には市民への説明会が予定されている。とにかく出されない情報をひっぱり出して、「きちんとした」政令市移行なのかをチェックすることが、9月議会で議員にかせられた役割である。論戦がんばります。