戦地からのたより展
平井一丁目の内田さん宅で「戦地からのたより展」が開催されている。自宅のギャラリーで、叔父2人が両親や姉妹に宛てて書いた手紙やハガキが150点余り展示されている。
長男と次男を戦争でなくした母親は、帰ってこなかった息子たちの手紙を捨てれるはずがない・・・。同じ母親としてその悲しみが伝わってくるように感じた。
手紙やハガキを読むことで、戦争を身近に感じて、戦争が家族を引き裂くもの、息子たちは家族を思いながら戦地で亡くなった事をリアルに感じれるのではないか・・。「訳」にかかわった東商業高校の若者たちにも何か心に残ったのではないか。
物言わぬ「遺品」の力を知り、自宅でこのような展示会を開催された内田さんの志に敬意を表したい。その行動力を見習いたいと思う。15日まで開催中、ぜひご覧いただきたい。
戦争を繰り返してはならない。命を懸けて産み出したこどもを戦争に行かせてはならない。そのためには、母親は命を懸けてでも「戦争はダメ。憲法9条がある」と声をあげ、行動しなければ・・・と心底思っている。声を上げれないような世の中に逆戻りさせてはならない。