政党助成金でテレビ宣伝!?

10年10月21日 | とし子からの手紙

政党助成金は年約320億円の予算。税金を政党が分け合っている。今年度3回目の交付が20日に成された。その使途を見てびっくりする。民主党の選挙関係宣伝費は84億円で、テレビCM代が22億5000万円、新聞広告に17億3800万円、ラジオやインターネットの広告代に52億円・・・だというのだ。

つまり、政党がテレビやラジオ、新聞のお得意様になっている。新聞だって赤旗しんぶん以外は書かないはずだ・・・。でも、そのお金は税金である。戸別訪問やビラの配布では選挙活動に厳しい規制をかけながら、税金でメディアを使った大政党の宣伝選挙は野放しなのだ。ゆがんでいる・・・。おかしい!

年間320億円(国民一人当たり250円)の政党助成金・・・みなさんは税金の使い方として納得がいきますか!?

共産党は政党助成金を受け取っていない。党費や赤旗という機関紙代、寄付などで政党活動をやりくりしている。

私は、民主党や自民党など大政党がそれをできないはずがないと思う。議員の数を減らせ!というくらいなら、政党助成金をやめるのが一番の無駄の排除である。国民が暮らしであえいでいるときに、政党が楽して国民の暮らしに使うべき税金を横取りしてはいけない。

政党助成金を事業仕分けにかけて欲しい!!

大口をたたくみんなの党の渡辺氏だが、6億7500万円の助成金を受け取っている。



Comments

コメント 野良通信
日付: 2010/10/21 木曜日, 18:30:55

新聞記事で見ると、「そんなものかな」と読み飛ばしてしまいますが、考えてみれば、ご指摘の通り「けしからん」はなしですね。
「政治活動には金がかかる」という誰も疑わない命題を疑ってみる必要があるんじゃなかろうか。
記事のこの金、表で受け取り、表で使った金でしょう。裏口のことは、想像してみるよりしかたない。