卒後3年目の看護師研修

10年11月18日 | とし子からの手紙

卒後3年目の看護師たちに、患者体験をふまえて話をする機会を得た。

「今、あらためて看護を考える」と題して、患者体験をした私の気づきを話した。

私は、看護師である・・・という自覚をして、24年間議員をしてきた。看護師がいれば、何ができるのか・・・をいつも考え、政策決定の場で政策活動をしてきた。

どこにいても医師ではなく、他の技術者でもなく、看護師になったのだからその役割を果たしたい。

病院でなくても看護師の活動場所は広がってきた。看護師は、生命の消耗を最小限にするよう、生活過程を整えることのできる人である。その営みは人と人とのかかわりの中で行われる・・・と私は考えてきた。その視点で社会をみると、看護師のできることは多い。

かかわり力は大切な看護師の能力の一つだ。信頼関係なくして、看護は成立しない。

思いが通い会うことから信頼関係は生まれる。できないことはあっても、懸命に寄り添ってくれる看護師でいてほしい。患者体験をして、看護師にはなしをする機会が増えている。

私のちょっと辛口の話が後輩たちに届いただろうか。すてきな笑顔でこれからもがんばって欲しい。

いや、きっとがんばってくれるに違いない!