報道されなかった「危機管理」の質問と議論

10年12月7日 | とし子からの手紙

岡山市は今危機管理指針をつくっている。それにかかわって、

1、消防局の一課で全庁的な対応ができるか…県並みの市長直轄にすべき

2、防災計画の見直しの中身に、中心部の防災空地のこと、帰宅困難者のこと、消防へり格納庫の移転のことを真剣に検討すること・・・・・ヘリ格納庫は岡山空港に移転すべき

                    などを 質問。 通告したのは私だけだった。

今の機構は、「県並み」の体制だ・・・との答弁だったが、実際には全庁合意や市民への認知はされていない。現実に機能させるのならば、「危機管理・消防局」として、体制を整えないと、消防救急、人命救助活動に支障がくる。クギをさした。

消防ヘリの格納庫は、現在岡南飛行場にある。市が、液状化と津波被害が必ず起きると想定する地域である。ヘリは夜間は飛ばない。夜間に地震が起こったら、消防ヘリは飛ばず、夜間に津波被害にあい、ヘリは飛びたてないことが懸念される。

私は、真剣に移転を提案してきた。しかし、聞く耳を持たない市当局は「予定はない」を繰り返す。

災害リスクの高いところへわざわざおいておく必然性はない!!リスク管理ができない担当局に不安を覚えるのは私だけではないだろう。

政令市になり2年目、まだできていない対処マニュアルは10以上ある。

岡山市は軟弱地盤に20万人以上が住む町である。地震をはじめ災害が起こったときに、少しでも減災するためにできる準備を怠ってはならない。