後期高齡者医療制度知りたいシリ―ズ?―岡山市民の保険料は?

07年11月17日 | とし子からの手紙

 保険料気になりますね。担当課で試算をしてもらいました。1人暮らしの場合は減額の人が多いようです。なにしろ国保保料が高いですから…。

 やった!と喜こぶのは早すぎます。知っておいてほしいのは、この制度が「小さく産んで大きく育てる」消費税や介護保険料と同じだということです。保険料は75才以上の総医療費の1割を加入者で任うのです。2年毎に見直すので、2年後は値上げが必至です。団塊の世代が75才になる頃にはどうなるでしょう。厚労省の官僚ですら「この制度は5年くらいしかもたない」と。

 自民党と公明党は、コテ先の修正で合意。その内容は、

 今は保険料0円の健保家族の人に限って

?08年4日?9月末までは保険料をとらない。

?08年10月?09年3月末まで10%分の保険料

?09年4月?11年3月末まで50%

その後は100%…という内容です。保険料を払い、病院にかかればまた利用料。71才?74才の1割→2割への利用料負担も1年だけ先送りといっていますが、その後は上げるということ。ならばこの間にしなくてはならないのは、何か。

 入院がふえる75才から医療保険を別にする制度そのものを中止させる政府をつくること。他の先進国(アメリ力を除く)のように医療費の自己負担を減らす政治をつくること。私はその政策をかかげているから、共産党に入党しました。共産党はグラグラせず、その実現のため、ひたすらがんばる党です。