薬害肝炎訴訟―再発防止の願い届く「一律救済」を!

07年12月24日 | とし子からの手紙

  福田総理が議員立法での「一律救済」の方向を示した。

 原告の顔が輝く。そして「中容をきちんと確認したい」と冷静な反応。でも、切なる願いは政治を動かしている。

 薬害問題や公害問題は、企業の利益補償のために、国民の生命が犠牲にされる問題だ。この訴訟は、それを繰り返さないために立法により、再発防止をという闘いだ。心から応援したい。

 私が看護師になったのは、カネミ油症事件が1つの動機だった。何の罪もない人が、大企業の儲けの犠牲になっているのを知って、怒りと共に、「役に立ちたい」と思ったのである。そして、日本共産党に行きついたのは、この政党は、大企業のこうした横暴と闘っているからだ。

 日本の国が、アメリ力への奉仕と大企業の支配から解き放たれたら、ただ国民のくらしといのちのことを考える政治になったら、もう少しは患者さんの苦しみが少なくなると私は思う。