高齢者いじめの医療制度がつくられた日のこと

08年04月17日 | とし子からの手紙

 4/15に年金から保険料が天引きされた後期高齢者医療制度は大混乱!!

 岡山市役所には問い合わせが相次いでいる。窓口で「市長の前で死んでやる!!」といって怒りを表わした人もいるとか…。内容を知れば知るほど怒りが広がっている。

 この制度、衆議院の委員会で可決されたのが、2006年5月17日のこと。公明党の福島議員が『審議打ち切り』を求め、自民・公明の強行採決がされた。国会の外には数百人が詰めかけ、傍聴席はいっぱいだった。当時も日本共産党は、廃案を求めていた。自民・公明は参院でも強行採決をし、6月14日成立。

 小泉首相、坂口カ厚労省のときのことである。思い出したらもっと怒りがわいてきた…!!!

 そもそもは2001年秋、経団連の奥田会長(当時)が求め、政府・与党が決めたもの…。つまり、財界と自・公の合作がこの差別医療制度だ。

 お金に困らない官僚、財界、そして、それには言いなりの自民・公明がロクな議論もせず生みだした制度は、今国民の生命を縮めている。

 自民党国会議員が勉強会をしたそうな…。「こんな制度だったのか…」と。今になって何をいっているのか!?

「これから病院にもかかれなくなる」「暮らしていけない」と涙を流し、夜も眠れない国民の心情なんて知らんぷり…!?

 馬鹿にするな―!!!とテレビに向かって言いながら、今度の総選挙では共産党を大きくするぞ!!と決意するのである。