政令市は当局も議会も政策能力が必要。準備はよいか?
建設委員会の視察に行ってきました。
浜松市の移行準備を土木部から丹念に聞きました。
1年6ヶ月前から県市連絡会を重ね、1500回の会議で、引継ぎを計ったが、それでもあと1年ぐらい時間がほしかったとのこと。 各路線ごとの引継ぎは、どうしても全部の掌握に至らない。県は、すべてを言わないこともある。人員が足りず、土木事務所体制(4ヶ所)だが、区役所(7ヶ所)との関係を今年度も見直した。区役所は簡単な補修のみを担当し、主力は土木事務所だ。人手不足で職員の負担は重いらしく、病人が増えているとの話は、大変気になった。中途採用で確保しようとしていた。この「混乱」を、3ヶ月で克服するのか6ヶ月で克服するのか・・・と考えるほうがいい、とのアドバイス。
さて、岡山市はどうか。人が足りない。浜松よりも採用凍結の分だけハンデが大きい。体制問題はいまだあきらかにされてはいない。浜松市より1年遅れてる。委員は全員強い問題意識を持った。
岡山市として、もっとも混乱の少ない方法を模索しなければならない。8月はその意味で、重要な月である。政令市移行までに、8ヶ月余しかない。
札幌市では、交通戦略計画の取り組みを視察。政策力を生かすことの意味を知らされた。政令市になっても、その自治力が発揮できないのでは市民のメリットはない。
札幌市は市内自動車交通量を減らし、人と環境を考えた交通システムに取り組んでいた。2004,2005,2006年で取り組んだ社会実験は、実に興味深いもので、「ひろば条例」など道のままで行き止まりの道を広場として使うのはおもしろい。
電車を残し、今後に生かすことも考えている。市営電車である。札幌市もゴミ有料化でゆれていた。
恵庭市の花のまちづくりは、市民力を感じさせるものだった。企業誘致予定地が立地ができないため住宅地に変更されたとか・・・。地区計画のような取り決めをして、自宅の庭を手入れして、オープンガーデンとして公開している。まさにイギリスガーデンで、町並みハアメリカにし海岸のよう・・・。さて、緑化フェアで岡山市が市民力をどう生かすのか。
さて、今日は平和行進で歩きます。夜は、「食と農を考える」学習会です。今治市の地産地消推進室長が来てくださいます。楽しみ!
でも、体力が持つのかちょっと心配です。
コメント ランナーズ九条の会
日付: 2008/7/18 金曜日, 17:09:28
今日の平和行進お疲れ様でした。ランナーズ九条の会は昨日、備前市役所?西大寺支所まで約25Km平和行進コースをランニングしました。幟旗に平和を守ろう・ランナーズ九条を見た沿道の市民から励まされました。熱中症になりませんでしたが日焼けし体がヒリヒリします。来月は北京オリンピックで天満屋陸上部を応援します。