今治市の「食と農のまちづくり」を聞いて・・・岡山でもできる!
私たちのまち岡山を考える市民のつどいの「食の安全と農業」分科会が企画したものだ。
今治市は、合併して、420平方キロの広大な面積、人口174000人。愛媛県で松山市につぐ第2の都市だ。
1988年に「食料の安全性と安定供給体制を確立する都市宣言」を決議。有機農業と地産地消、食育に取り組んできた。宣言のきっかけは、市長選挙で、学校給食を自校方式にするかセンター方式にするかが公約でとわれたとか・・。もちろん、市民は自校方式を選択し、市長交代となった。その後公約実現で地元食材をこどもたちに・・と食育に取り組んでいる。
5年生対象の独自の食育プログラムは実践されている。学校と生涯教育との両方で取り組まれている。
学校給食は、3回米飯で、2回は市内で栽培する小麦でつくるパン。各学校で、炊飯しているので、名物の鯛めしもメニューだ。農家の顔が見える食材調達をしている。年に1度、こどもたちが手作りの感謝状を贈る催しは、高齢化している農家を励ましている。
地産地消推進室は、食と農のまちづくり事務局として農林振興だけでなく教育委員会も巻き込んだ役割を果たしている。食育基本計画も策定中とのことだった。どんな計画をつくるのか注目したい。
さて、岡山市も農業振興ビジョンと食育基本計画を策定中。
これからの学校給食のあり方は?
健康な食生活を送れる人を育てるとは?
農業漁業など産業振興をどうするか
計画の中に、市長の「思い入れ」を見れるものを期待したい。「食と農のまちづくり」は、今後の岡山市の大きな柱の1つである。
地産地消を柱にと提言しているが、今治市とはちがって、市長の思い入れが今1つ。
コメント きんちゃん
日付: 2008/7/19 土曜日, 23:33:40
いや?、わが出身地ながらあっぱれです。誇らしい。
それに、秋山学さんは高校の同級生です。すごいな?。