市民事業仕分け、「岡山・総動員の時代」パネル展・講演会、旭東納涼盆おどり
今年も市民事業仕分けが開始された。テーマは、地域活性化補助金と防犯灯補助金について。
はじまりはいつも、「7000億円の借金がある。基金の取り崩しをしなかったら5年で21億円の収支不足になる・・・」という説明だ。事業はひつようだが、予算は減らす・・・どうやって減らすか・・・。
当局は違うというだろうが、理解しづらい。結果を都合のいいように使うのだけはやめてもらいたい。
今日が最終日の「岡山・総動員の時代」記念講演会へ。十五年戦争資料センターの10周年企画は、研究成果いっぱいのパネル展と纐纈厚教授(山口大)の講演だった。
「再生する総動員の思想と制度」の話は、着々と進められている「平時の戦時化」の内容である。 11月には、いよいよ岡山市でも「国民保護実働訓練」が行われるということを知っている市民が何人いるだろうか。でも、それが今の現実だ。総動員されない精神と体を持つ人をふやしたい。
立石憲利さんの民話は、総動員の時代に、犬も猫もカラスもそしてももたろうの民話までが思想動員に使われたという事実を語られた。そんな時代は、二度と繰り返してはならない。