イラク自衛隊派遣違憲訴訟

09年01月30日 | とし子からの手紙

1月29日、イラク自衛隊派遣違憲訴訟が結審した。

代理人による最終意見陳述と矢山さんと山根さんが意見陳述した。思いをこめて・・・。

裁判官に、事実にもとづいて憲法と法をふまえる良識の判決を求めたい。

国の代理人は、これまで認否すらすることなく一言も語らずにきたが、昨日は、「名古屋高裁判決は、損害賠償を棄却したのであって、傍論に書かれたことにかかわりなく判決を・・・」のような発言をした。

人の顔をしていないように見えたのは、私の気のせいか・・・。

河原弁護士が、アメリカ大統領は「憲法を守る」と宣誓するのを見た。日本の総理大臣は憲法を変えるために憲法を踏みにじっている・・・と述べられたが、共感しながら聞いていた。

判決は、4月23日の11時からである。



Comments

コメント 河原
日付: 2009/1/30 金曜日, 21:47:06

 イラク裁判の傍聴をして、国側代理人が「人間の顔をしていない」に同感です。傍論とはなんぞや!ほんとに頭にきますね。判決文の中にちゃんと「イラク派兵は憲法違反」と書いてあるのにね。ちなみに広辞苑を引いてみましたが、「傍論」という言葉は辞書にありませんでした。「暴論」という字はありましたけど・・・。