「こども虐待」は第4の発達障害

09年04月30日 | とし子からの手紙

dscn0428.JPGおかやま児童虐待事例研究会の10周年記念の講演会とパネルディスカッションがあった。はやくから予約しておいた私は、あいち保険医療総合センターの杉山先生の講演を聴きにいった。

児童虐待は第4の発達障害の様相を示している・・・。虐待が脳の発達を阻害する・・・。とりわけ性虐待は潜在化しているが、この悪影響は大きい・・・など事実を知ることとそれに対応するために、ケアセンターを作ること、日本型の社会養護システムを作ること、こどもへの投資はみらいへの投資であり、児童養護の予算を増やすこと、養護施設の「虐待」をなくすこと・・などの提言がされた。

私はDV被害者支援の経験から、性暴力や総合的なケアセンターの必要性は日ごろより認識しており、共感した。

司法面接のできるスタッフが全国的にも少ないので、その知識を身につけたいと思った。私は看護師であり、自分のスキルをあげる努力をしたいと常におもっている。