「母子加算廃止」は「合理性がある」と公明党(保健福祉委員会)・・・事実と違う!

09年07月1日 | とし子からの手紙

6月議会の閉会日。

保健福祉委員会に生活保護の母子加算廃止(4月から廃止)に対して、復活を求める陳情が出された。生健会からだされたもの・・・。

「こどもに我慢しなさい・・・といい続けている・・・」という切実な声が届けられた。私は、参議院で「復活法案」が可決されたこともうけて、ぜひとも市議会で採択したいと思った。

ところが、審議にあたって公明党のT議員が「廃止は一定の合理性がある。就業支援や高校就学支援

などで、これまでより多くもらえる人もいるときく。不採択に・・!」という趣旨の発言をした。

新風会のM議員は「憲法違反とまでいえるのか・・・。うちも不採択」

政隆会のH議員は「T議員と同じです・・。不採択」

私は「岡山市内の状況を把握しているか」と当局の答弁を求めた。「660世帯が対象だが、支援をうけているのは300世帯余で半分以下だ。」とのことで公明党のいう「事実」は少数派であることが判明。

しかも今の求人倍率は0,54であり、就職が困難な実情である。事実をみるなら母子加算は必要・・・と反論した。継続審査が否決され、採決になった際、W議員が「個人的」に採択したいと表明し、採決をとったら2:4で不採択となった。

悔しい!!公明党は母子家庭の実情に立っていない。やさしい政党といえるのか・・・。いえないよね・・・。この事実を市民に知っておいてほしい。

本会議では新風会、政隆会、公明党が不採択で、5人の差で不採択となった。残念!

政冶は強きをくじき、弱きを助けるものでなくてはならないと私は思う。どう考えても一人親家庭を苦しめることは許せない!!