介護認定基準を見直し・・・厚労省
厚労省は4月に「改定」した介護保険の認定基準を見直すと発表。認定が実態を反映しない・・と批判の声があがっていた。
共産党の小池晃参議院議員が厚労省の内部文書を暴露して追及した。厚労省は介護予算を減らすために基準を変更したことがわかっている。断じて認められないことだ。
今回の見直しは本質的なものではない。見直しはいいけど、見直しが実態を反映するものになっていない・・と私はおもう 。
そもそも、保険料を年金から天引きしてまで取りながら、介護が必要なときになぜ認定なのか・・・。認定までして必要を認めながら、なぜ利用料なのか・・・。しかも保険の範囲を「限度額」で縛っている。
使わすまい・・・という厚労省の意図はみえみえだ。
岡山市でも新認定で、一次判定では非常に介護度が下がることがあきらかになっている。昨年介護度1の人は、今年の1次判定で約40%しか介護度1にならず、20%が軽度化の方向がでている。
むちゃくちゃだ。2次判定で是正しているのだが、それでも5%ほどが軽度化・・・。全国の傾向と同じだ。
厚労省の「見直し」に福祉の心を感じることはできない。あらためて自民・公明の政冶を終わらせたいと切実に思うのである。