議員数削減より政党助成金廃止を!
臨時国会が始まっている。
議員定数の削減を民主党は考えているという。何のために削減するのか・・・。「経費削減」のためか・・。それとも国民の代表は少ないほうがいいとでもいうのか。
国民は何を考えて「削減」を支持する人が多いのか。
経費削減なら400人削減効果のある政党助成金廃止が真っ先にされるべきだ。そもそも、思想信条の自由を無視して国民の税金を政党活動に(議席に照らして)補助するのがおかしい。
なぜ国民はこの問題より議席を減らすことにだけ関心を持つのか・・・。減らす数は80人だと民主党はいうが、根拠はなにか・・・。
民主主義からいえば、議員は票数に比例しているのがいい。いまの小選挙区制はその点ではおかしい。
すべてを比例選挙にして小選挙区をなくしてはどうか。民主党が46%の得票で約70%の議席を得る選挙制度改悪は、理屈に合わない。
小選挙区制度は、自社政権のときに導入されたことをわたしは忘れない。衆議院議長は土井たか子さんだった。一度否決をされた議案を「議長斡旋」で復活させてまで成立させたあの時の「裏切り」をわたしは忘れない。