「韓国併合」100年にあたっての首相談話

10年08月11日 | とし子からの手紙

菅政権は、「日本による韓国の植民地支配は、韓国の人々の意に反して行われた」「植民地支配がもたらした多大の損傷と苦痛に対し、痛切な反省と心からのお詫びを」という趣旨の談話を決定したと報じられた。朝鮮王朝の古文書を「引き渡す」ことも決めた。

しかし、「韓国併合条約」は法的に有効・・・との認識で、歴代政権の見解を踏襲している。韓国政府は評価したが、韓国メヂィアや与野党から「不十分だ」の批判が飛び交っている。

仙谷官房長官「個人補償・請求権の問題は決着済みという前提だ」とのべ、慰安婦問題などの真の解決には道を閉ざしている。談話では触れもしなかった。

民主党と自民党の中からは、今回の談話を出すことへの批判が出ているという。どうしたことか・・・!

歴史は過ぎたことだ。事実はひとつである。事実に基づいて共通認識をもち、未来志向の対等な新しい関係をきずかなければならない。戦後処理としてなさなければならないことは、国としてきちんとするのは当たり前だ。戦後65年も経って、80歳を過ぎる人の人権回復をするのにためらうことはないと私は思う。

金額の問題ではなく、人としての誇りの問題なのだから・・・・。

岡山市議会は「決議」をしている。慰安婦問題など懸案事項の解決のために行動する・・!と。