岡山市の財政・・・平成21年度収支は26億円の実質黒字

10年11月5日 | とし子からの手紙

岡山市の財政は危ないのか・・・そんなことはありません!昨年度は実質収支は26億円の黒字だ。プライマリーバランスつまり基礎的財政収支(収入から借金額を引いた金額と支出から借金返しをひいた金額の差)は昨年度約240億円の黒字である。

借金は減っており、財政は改善しているのだ。もちろん無駄をなくすことを前提としつつも使える税金はある。私は今こそ「命」のために税金を使うときだ・・と思う。国保料引き下げなどがそれである。黒字分の26億円を投入すれば値下げはできる!!

借金は返済額を超えずに不必要な大規模事業をやめるという方向は、萩原市政の二期目の途中に財政方針となり、続いている。共産党が提案していた方向である。

高谷市長は「このままでは夕張のようになる!」と危機感をあおり、人減らしを続けてきた。もちろん不必要な職員をおく必要はないが、保育士が正規職員は6割を割る状況にまでいたっているのはやりすぎである。孫を保育園に通わせているものの一人として、「こどもへの責任」を果たして欲しいと言いたい。

財政は長期調整型で、市民の暮らしを守りながらでも改善できるのだ。決算の数字の事実に基づいて、そのことを確信している。



Comments

コメント 茅原憲次
日付: 2011/2/12 土曜日, 12:55:33

黒字とおっしゃっていますが市債を歳入に入れているので
実際は175億円も赤字になっていますよね
この件に関して私にも良く分かるようにご説明していただきたいのです。
後この財政難の中、借金までして調達したこのお金は何に使われたのか1市民としてはっきりしてもらいたいのです。
回答の方お待ちしています

コメント 崎本とし子
日付: 2011/2/13 日曜日, 8:44:36

コメントをありがとうございます。
実質収支だけでなく、プライマリーバランス(収入から市債を引き、支出から借金返しを引いたもの)をチェックしてみてください。
岡山市の場合はこの数年間黒字です。2009年度は241億円の黒字でした。つまり、借金を減らしながら必要な事業に使うというバランスが必要だと思うのです。
今の岡山市に必要なのは、このバランス感覚だと思います。
自治体財政は家庭の家計簿と違うのはおわかりだと思います。自治体のするべきことをしながら、まちづくりの政策をどう実行するのか・・・・。岡山市は市長が変わろうとも続いていくのですから。財政の詳しいことは公開されているので、自分でご確認ください。

コメント 茅原憲次
日付: 2011/2/14 月曜日, 2:33:53

ではなぜ市債をしているのですか?
それと職員削減したと言われていますがこの削減された職員の人たちが次にどのような仕事に就いているのか知りたいのです。
天下りのようなシステムになっていないかその点がどうも怪しいので調べてもらいたいです。
お願いします。

コメント 崎本とし子
日付: 2011/2/16 水曜日, 8:56:32

市債とは借金のことです。「必要」と思われる事業を返済可能な借り入れでまかないながら実施することはあるでしょう。削減した職員は、必要以上にいた職員・・とは言い切れない部分があります。たとえば、保育士などは典型例ですが、削減したのは「正規」職員で、正規職員の退職不補充で非正規に置き換えているのが実状です。
一般行政職は退職不補充でどんどん数が減りましたが、やはり非正規雇用で補っています。
他に、市立の施設を民営化してそこに職員がいらなくなる・・・ということはありますね。天下りのシステムは国の場合とは全く違います。「再任用」制度ができて、年金需給ができるまで同じ職場で働く(給料は16万円ぐらい)・・というのも退職不補充で、職員不足を補うための方法の一つです。外郭団体へいっている人も給与は20万円を超えることはほとんどありません。

しかし、