女性暴行事件を起こす米軍に思いやり予算約2200億円/年?!―おかしい!!

07年10月22日 | とし子からの手紙

 海兵隊が増強された岩国市で女性暴行事件が起きた。おりしも、広島市では、日本女性会議が開かれた。(10/20、21)その開会挨拶で、県知事は「朝の3時ごろまで盛り場をうろつく未成年もどうかと思うが……」と発言したという。もちろん知事として米軍へ抗議するといわれた由だが、私は納得しない。

生命にかかわる事件がおきたとき、被害者にその責任を問う様な風潮はおかしい。「女性暴行事件」がどれほど体と心を傷つけるか全くわかっていない故の発言だ。ましてや、今回の事件は集団暴行ときく。断じて許してはならない。政府の対応を注目したい。

さて、全国各地にある米軍基地。土地代はタダ、住宅も建ててさしあげる。(しかも将校クラスでは風呂が3つあるそうな立派なもの)条約では書いていない思いやり予算という国民の税金約2200億円を使っている。米国内では「野鳥に悪い影響がある」といって実施しない「低空飛行訓練」を、日本では実施する。

市田書記局長は、「日本国民は、米国の野鳥以下か!?」とアメリカ従属の日本政府の姿勢を指摘していた。

米軍機が撃落して幼い子ども2人と母親が亡くなった事件、子どもを含む女性暴件は後をたたない。米軍がいる限り事件が続くことを思うと、日本国民を守らない米軍基地はいらないと思う。

いたれりつくせりの日本政府の姿勢は変えるべきだと思う。日本共産党は思いやり予算をなくせ!と訴えている。