後期高齢者医療保険制度知りたいシリ―ズ?

07年11月12日 | とし子からの手紙

 保険料のことです。

75才以上の医療費の1割を加入者が負担するしくみです。したがって、当然総医療費が増えたら負担がふえる。だから、「健康寿命」を延ばそうと「健診」が義務付けられ、特定健診(シリ―ズ?)というわけです。保険料で「健診」をまかなわなくても、国民全員が対象なら、税金でやるべきと私は思います。

 さて、話を戻すと、加入者1割分、後の9割を、国、県、市町村、そして国保や社会保険などの拠出金でまかないます。(おおざっぱにいうと)

 国は1人当たり平均で6200円/月を示しました。岡山広域連合は6703円/月を案で示しています。平均より500円以上高い。なぜか…。総医療費が平均より高いから。病院がたくさんあって、かかりやすい体制が保険料の高い「原因」となる…!?だから、病院を倒産させて、残る所だけ残してかかりたくても病院にいけなくしよう―という政策が実施中。医師、看護師不足でやっていけなくなる病院、診療所が出ています。療養病床の廃止(38万→15万床)はその政策の中でおこっていることです。

 保険料の集め方は、年金からの天引き。月15000円以上の人にこの「特別徴収」方式。全体の約90%の人はこの方法です。跡の10%は天引きでなく支払うことになります。広域連合は市町村にその仕事を委任。岡山市が支払い窓ロです。

 払えなかったらどうなるか。

 これまでは高齢者へは国保証を出さないことはなかったのですが、今回はちがいます。資格証明書が出せる法律になっているのです。

 高齢者は誰でも病気をするから、国保法でも出さないことになっている資格証明書を高齡者医療制度では出巣ことになる―「お金のない者は国が捨てる」というひどい制度です。理念が之しいと思いませんか。私は許してはならないと思います。