あきらめない運動が道を開く・・・医師不足、日雇い派遣

08年07月2日 | とし子からの手紙

img_0017.JPG通常国会で日本共産党が議論でリ―ドした2つの問題で政府与党が政策を転換することになった。

1つは、医師不足問題だ。私たちは、ナ―スウェ―ブとドクタ―ウェ―ブの運動に取り組んできた。医師不足と看護師不足は深刻だと現場からの告発を続けてきたのだ。

政府は、医師は偏在しているが不足はしてないと言い張ってきた。しかし、このたび不足を認め、減らし医学部定数を増やすことになった。運動と国会論戦の勝利である。1歩前進を喜んでいる。

もう1つは、日雇い派遣をなくす問題。予算委員会で、労働者派遣法の問題だけに絞って、志位委員長が政府を追及した。人をもののように使い捨てする日雇い派遣をなくせと事例を示し、厳しく政府に迫った。その質問は、大反響を呼び、企業の中で変化が起こり始めた。キャノンでは派遣から正職員へ変わるなどの改善がされた。国会議員の力を全うに使うとはこういうことなのだ。スゴイ!!

政府与党は、1999年に改悪した派遣のあり方を見直すという。与党も動かざるをえなくなったのだ。

日本共産党は、労働者派遣法を労働者保護法に変えることを提案している。人間らしい働き方の出来る日本をつくろう。

あきらめない運動は、道を作っていく。7月15日は、日本共産党の創立記念日である。宮本百合子のいう「困難を乗り越えていく幸福感」を感じる生き方こそ日本共産党の真骨頂だ。カッコイイと私は思う。