「国保料引き下げ」の大運動を!

10年08月22日 | とし子からの手紙 |

岡山市社会保障協議会の総会が開かれた。この一年、命、教育、子育てや市政にかかわって様々な運動を行い、「もの申す」協議会として、行政に現場の声を届ける大切な役割を果たしている。

記念講演は、「国保値下げ運動」に取り組んだ福岡市の取り組みについてだった。行動しないでは道は開いていかない。

岡山市でも「国保値下げを!]の大運動に取り組む事が総会で確認された。目標は10万人!クリスマスイヴをめざして運動が始まる。

お金がないために保険証をもらえず、病院にかかったときは手遅れ・・・という無念な死をとげた人々の切実な思いを胸に抱えて、しっかりと取り組みたい。

政令市で3番目に高い国保料は負担の限界を超えている。「払える国保料に!」の願いは切実だ。滞納者にならずに、保険証を手にできる岡山市にしたい!!。

ひきこもり地域支援センターの開設

10年08月21日 | とし子からの手紙 |

20日、岡山市ひきこもり地域支援センターの開設記念講演会があった。

「こどもが、中学生のころからひきこもっている」・・・・身近なところで悩んでいる人はいませんか。

ひきこもりとは、学校への登校、アルバイトや仕事といった外との交流を避け、原則的に6ヶ月以上にわたって、家庭にとどまり続けている状態をいう。(厚労省の定義)

ひきこもり状態にある本人や家族の相談を受ける「センター」が開設された。太田所長が「センター」の紹介を行い、川崎医科大学 精神科学教室教授の青木 省三先生が記念講演をされた。

「こどもは親以外の人との関係で育つ。親以外の支えが必要だ。地域支援センターが本人の希望の灯りとなるように期待する」とのエールが贈られた。一人で悩まないで、相談しよう。

電話相談 毎週水曜日、金曜日(9:30~12:00、13:00~15:00)

専用電話  086-803-1326

来所相談も予約制です。

場所は、岡山市こころの健康センター(市役所の南の保健福祉会館内)。電話 803-1274

「戦争」の非人間性

10年08月18日 | とし子からの手紙 |

NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」が面白い。

今週は「戦争」の体験が描かれる。今日の場面で、もうだめか・・・と岸壁にぶら下がっているとき、日本で両親が夜中、「しげさん、死んではいけん!」「生きて帰って来い!」と叫び続けるという場面があった。軍の「なぜ生きて帰ってきた!死ぬべきだったのに・・・!」という言葉と対比されて、胸を打った。

わが子が死んでいい・・・と思う親は一人もいない。

戦争の非人間性を伝えていて、ドラマの力を感じた。

民話の会

10年08月18日 | とし子からの手紙 |

毎年、文庫と児童センターの共催で、民話の会を企画している。

民話のおじさんは、立石憲利さんである。最近、200冊目の本を出された。忙しいところをいつもお願いしている。

地域の保育園や学童保育のこどもたちが60人余も来てくれる。1時間はあっという間に過ぎた。

こどもたちの引き込まれていく顔を見ているのが大好きだ。あたまの中にお話の絵が広がり、自分がその中にいるような気分になる。終わったあと「面白かった!」といって帰るこどもたちの顔は本当に満足げだった。

立石さん、体に気をつけて、来年も来てください!

愛媛県議会の取り組んだ「がん対策推進条例」

10年08月18日 | とし子からの手紙 |

愛媛県議会が2月議会で、議員発議によるがん対策推進条例を全会一致で可決した。この経過と取り組みを詳しく調査した。患者会の動きも合わせて詳しく知ることができた。1年間をかけて、議員連盟が、ヒアリングや調査を重ね、条文もすべて作成したとのこと・・・。1期目の議員が大活躍で、超党派で取り組まれていた。経済界、マスコミ、患者団体、医療関係者、行政、議会の六位一体の取り組みができるようにつくられていた。

岡山でどういうとりくみができるか・・を具体化したい。全会一致は確かな力になる。愛媛県では、条例ができたことで、がん対策予算が2,5倍に増えた。

おれんじの会のMさんは、「今、本当に必要な対策が何かを知った上で、条例をつくる自治体が増えて欲しい。今、おぼれている人を救える施策を作る為に、力を合わせたい」と話した。私もがん経験者の一人として、しっかり取り組みたい。「物申す」患者会は岡山でも必要である。

故郷の愛媛へ

10年08月18日 | とし子からの手紙 |

2泊3日で故郷へ。孫を連れて愛媛へ帰ってきました。写真は実家からみる海にしずむ夕日です。

母にきちんと自分の病状を説明し、「お母さんより先には逝かないから、大丈夫!」と約束しました。話をきちんとしたので、「なぜあんたが癌に・・・」といっていた母も安心したようです。約束は守らなくてはいけません。暑い夏ですが、うまく乗り切りたいと思います。

孫と一緒でしたから、大騒ぎの帰郷でしたが、ミミズをつまんだり、セミを捕まえたり、だんご虫やありをじっと見たり、かめやめだかと泳いだり・・・楽しい時間でした。

家族との時間は大切です。人とのかかわりを大切にして育って欲しい・・・と願っています。

熱中症対策で緊急要望

10年08月14日 | とし子からの手紙 |

猛暑が続いている。ことしの熱中症のひとの数は多くて、救急搬送の数が増えている。

梅雨明けで急に暑くなり、カラダが対応できないでいたことに始まり、猛暑日が長く続いている。

この数日は少し落ち着いているようだが、若い人も多く運ばれる・・・という。しかし、命にかかわるのはやはり高齢者で、低所得者が多い・・・とのこと。

生健会は、残暑も厳しい13日、岡山市との交渉を行った。切実な実状が示され、市の対応を迫った。いのちを守りたいという切実な思いが伝わる内容だった。