非核二原則!?
日米間に「核持込を認める密約」があった。元外務省の高官が証言した。
国民向けには、「非核三原則は国是」といい続け、一方ではアメリカの核持込を認める・・・という政府の「裏切り」である。国会はこの事実をどう受け止め、政府の責任を問うのか・・・。
「非核三原則」はまさに国是であり、断じて譲れない!!
ところが、民主党の鳩山代表は「非核二原則」でいいのでは・・・という持論をくちにしたという。なにをグラグラしているのか!?アメリカの核の傘で日本の平和が守られている・・・と考えているのだろうか。
オバマ大統領が核兵器廃絶を口にし、71歳になる三宅一生さんが被爆体験を語り、「使命」として核兵器をなくすことを訴えているこの時代に、政府は確信をもって被爆国として核兵器廃絶の先頭に立つべきである。その運動が実現の可能性をもつ時代になったのだから・・・。
こういう変化を起こしたのは、絶えることのなかった被爆者の草の根の運動の力である。
声を上げ、運動を起こすことは政治を動かす力がある。
今日から平和行進が岡山入りする。明日は私も総指揮者として歩く予定である。その一歩一歩に思いをこめて歩きたい。
「夏の雲はわすれない」・・・すばらしい舞台
ヒロシマ・ナガサキに落とされた原子爆弾。核兵器をなくしたい・・・との思いをこめて、6人の女優たちが「朗読劇」に取り組んでいる。
日程調整、演出、台本などすべて自分たちがやり、ホテルの予約から音楽も自らが担うという。それでも公演を続けてゆきたいと夏の時期に全国を回る。女優さんたちの気合を感じる。
岡山の舞台が12日にあった。すばらしい舞台で、なんども涙した。なかでも「産ましめんかな」・・・は、真っ暗な地下室で、被爆直後に出産するはなしを詩にしたものだ。
重症の産婆が分娩の直後に死んでいく・・という内容。瀕死の状況にありながら、「私が産婆です。私が産ませましょう」と名乗り、役割を果たした後なくなる・・・。助産師の使命観が胸を熱くする・・・。
命は順繰りである。病気などにより生きたくてもいきることができない場合がある。でも、理不尽な理由で命を落とす人のないように、社会環境を整えていきたい。政冶の役割は大きい。今、世界の核兵器をなくしていく運動はオバマ演説にみられるように岐路にたっている。がんばり時だ。
思想信条を超えて実現のためにがんばろうじゃないか!!
自分を磨く
今日は午前中看護協会の「災害と看護」の研修会、午後は市民本位の市政をつくる会主催の「地球環境とゴミ問題」学習会、
夕方は医療法人万成病院の創立55周年、社会福祉法人松風会の創立13年記念式典および小林孫兵衛記念医学振興財団の第17回研究助成金授与式があった。
今年の授与・受賞者は6人。これまで142人を助成してきており、助成金額の総額は7900万円。ひとつの医療法人が17年にわたって若い研究者を助成する事業を続けているのを他に聞かない。人づくりの社会貢献はすばらしい・・と思う。
今日の研修、学習はいずれも知的刺激を受けるもので、うれしい出会いがあった。
学ぶことを忘れず自分を磨き続けたいと思う。
新型インフルエンザの感染者また1人・・・
岡山市中区で新型インフルエンザの感染者がまた1人増えました。感染予防の習慣を確認しましょう。
糖尿病など重症化しやすいといわれるハイリスクの人は正しい情報収集をしておきましょう。発熱などの症状があれば、病院受診をしてください。
無保険や資格証の人でも受診が優先です。相談室のケースワーカーに相談するなどして、道を見つけることはできます。
「命がなにより大切」というあたりまえのことを確認しましょう。
無償無給の国際医療ボランティア「ジャパンハート」
吉岡秀人医師が創立したNPO法人で、海外や国内の僻地離島、そして医療の届かない「心」に無償無給で医療奉仕活動をしている団体です。
2006年には看護師たちが「海を越える看護団」を設立。私は会員の一人です。
詳しいことを知りたいなら、「飛べない鳥たちへ」(風媒社)吉岡秀人著を読んでみてください。お勧めです。拝金主義の世の中にあって、無償無給で命を守るひとたちがいることに感動します。
国内で「命の平等」を理念としてがんばっている民主医療機関連合会がありますが、理念は共通するところがある・・・と感じています。
「海を越える看護団」の看護師たちと話すと、若い頃「ひたすら患者さんのために・・・」とがんばっていた自分の姿と重ね合わせ、「せっかく看護師になったのだから、看護師の自分を社会に役立てたい」という思いに強く共感するのです。
理想と希望を持ち、人生をかけている人たちをサポートしようではありませんか!







