報道されなかった「危機管理」の質問と議論
岡山市は今危機管理指針をつくっている。それにかかわって、
1、消防局の一課で全庁的な対応ができるか…県並みの市長直轄にすべき
2、防災計画の見直しの中身に、中心部の防災空地のこと、帰宅困難者のこと、消防へり格納庫の移転のことを真剣に検討すること・・・・・ヘリ格納庫は岡山空港に移転すべき
などを 質問。 通告したのは私だけだった。
今の機構は、「県並み」の体制だ・・・との答弁だったが、実際には全庁合意や市民への認知はされていない。現実に機能させるのならば、「危機管理・消防局」として、体制を整えないと、消防救急、人命救助活動に支障がくる。クギをさした。
消防ヘリの格納庫は、現在岡南飛行場にある。市が、液状化と津波被害が必ず起きると想定する地域である。ヘリは夜間は飛ばない。夜間に地震が起こったら、消防ヘリは飛ばず、夜間に津波被害にあい、ヘリは飛びたてないことが懸念される。
私は、真剣に移転を提案してきた。しかし、聞く耳を持たない市当局は「予定はない」を繰り返す。
災害リスクの高いところへわざわざおいておく必然性はない!!リスク管理ができない担当局に不安を覚えるのは私だけではないだろう。
政令市になり2年目、まだできていない対処マニュアルは10以上ある。
岡山市は軟弱地盤に20万人以上が住む町である。地震をはじめ災害が起こったときに、少しでも減災するためにできる準備を怠ってはならない。
京橋朝市、九条電車は娘や孫と一緒に!
5日は朝から全開!前日のお飾り作りでの筋肉痛を感じながらも早起き・・・。京橋朝市へ。
新しい店が多い。少し店の並びが変わっていた。
政冶談義に花が咲く。街づくりや市民協働のあり方まで・・・。ある人が言った。「全市で喜ばれるのは、国保料を下げることだ!」「そうですね!」と応じて、義母に備える花や常連のみせで正月用の黒豆などを買い求めた。
午後からは娘家族と九条電車へ。三勲・旭東九条の会が2000名署名を達成した記念の九条電車の取り組みだ。さながら歌声喫茶に変身したようななごやかな車内は30人いっぱい!ケーキとコーヒーもいただき、山陽女子高校の生徒さんの「平和市長会議」への参加を市長に呼びかけ、実現した取り組みの報告を聞く。若い人たちが、平和のために取り組んでいる。大いに励まされた。
朗報!!補正予算で子宮頸がんワクチンなどの全額公費助成費、妊婦検診のHTLV-1の検査費などが計上
補正予算が提案された。ずっともとめてきた子宮頸がんワクチン、小児ヒブワクチンなどの公費助成費やHTLV-1ウィルス検査費の公費負担費などが計上された。全額助成で、来年1月から!!よかった!!市議会はがん対策推進条例を策定中である。その時期にうれしいニュースとなった。性教育をしっかり実施する後期ともなることを期待したい。
DV対策は被害者支援の講座などの予算がだされたが、とても十分とはいえない。今回、議会で民間シェルターへの支援を増やすよう提案することにしており、実現に向けてがんばりたい!!
それにしても、景気対策という政策的内容に乏しい。こういう時こそ住宅リフォーム助成制度などを予算化すべき・・・と思うのだが・・・。
河田議員の質問で、「小規模工事登録制度」の施行を来年度するという答弁があり、ひとつ前進と思えた。市議団が視察や情報収集で取り組んできた政策の一つである。
何事も粘り強くがんばることが必要である。
今日から個人質問
今日から本会議である。個人質問6人。質問者は一人30分の質問時間で、答弁には制限はない。限られた時間で調査と情報収集の詰まった質問ができるか・・・・議員の総合力が試される。
11月議会の質問通告者は34人。どの議員がどんな質問をするのか注目である。
私は6日(月)の早ければ11時30分ぐらいから、遅ければ13時からの模様・・・。午後から傍聴してもわかるように1回目の質問を簡潔にして、再質問重視で組み立てることにした。午後からでも来て頂きたい。
今回はがんばる女性への応援がメインである。一歩でも前進するようにがんばりますよ!!
「税金」依存症の自民党、民主党
政党が税金に頼って活動することを皆さんはよし・・とされるだろうか。
今この国では、政党助成金という政党へ税金を交付している。年間320億円・・とも言われる。政党の収支報告が公表された。びっくりである。
自民党の税金依存率は70,9%、民主党は83,8%である。財源がない・・・と消費税率のアップを言っている政党が自分の受け取る税金には手を付けようともしない。そのわけはここにあるのか・・・!
共産党は政党助成金を受け取り拒否をしている。政党活動は税金でやるものにあらず・・・と考えている。思想信条の自由を考えるとき自分の支持とか変わりなくすべての政党に議席におおじて税金を交付するのはおかしい・・・。
共産党の資金源は、赤旗しんぶんの購読料や個人献金、寄付や党員の党費である。共産党と同じようにほかの党もやればいい。小さい共産党にできることが大きな政党にできないはずはない。
税金依存の政党が、最後のところで、国民の側にたてるとは思えない。
あるNPO法人の代表が言っておられた。「無償で働いているから、寄付を訴えることができるんです。」
税金を受け取りながら、寄付もくれ!!・・はない。共産党は受け取っていないがゆえに、個人の献金をお願いして、庶民によって支えられている。そのことが、庶民のための政治を打ち立てたいという体質になり、エネルギーとなっている。
共産党を大きくすることは、庶民の政冶を大きくすることにつながる。大衆が真実をつかむ時政治は大きく動く・・と確信している。