国保料の引き下げを!26225人分の署名を提出

10年12月23日 | とし子からの手紙 |

10月7日に「市民の会」が発足し、署名運動を開始し、約2ヶ月半で26225人分の署名が集まった。議長宛てのものもあるので、あわせると約3万人分の「国保料を引き下げて欲しい」という願いの署名である。22日に、第一次分として副市長に届けた。

署名を集める経過のなかで出会った切実な声が次々語られた。

「払いたいけど払えない・・・」この苦しい声に応えて欲しい。副市長は、「市民への負担もお願いしないといけないが、国が負担を減らしたのが原因・・・。国にもしっかり働きかけたい」と・・・。

自治体の役割は「市民の安全・健康・福祉の保持」とされる(地方自治法)。今、そもそもの役割をしっかり果たすときだと思う。

もし市長が「値上げ」を提案したときは、他の会派にも呼びかけて議会として議案の修正に取り組みたい。共産党の議員は5人いるので、議案提案権がある。共産党だけでも提案はできるが、この問題は超等派で取り組めると考えている。私は保健福祉委員の一人として「市民の命を守る盾」となる覚悟で2月議会に望みたいと思う。

山陽新聞の社説に「岡山市がん条例」

10年12月22日 | とし子からの手紙 |

本日の社説に「がん条例」の記事があった。

「きめ細やかな施策を目指せ」と題した内容には、条例の内容が紹介され、「2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ時代」がんは国民病とも言える・・・として市民が関心を持ち「条例を実効性あるものに・・!」と締めくくってあった。

地元紙がこのような社説を掲載することに拍手である。これからも「がん対策」をしっかりとりあげて欲しい!!

岡山市が恥ずかしくない「福祉・医療の中四国の拠点都市」となるように市民総ぐるみの「がん対策」を推進したい!

ただいま市議会のホームページでは条例(案)への意見募集中。ぜひあなたの意見をお寄せいただきたい。(1月10日まで)

孫からの手紙

10年12月22日 | とし子からの手紙 |

4歳の孫は、最近「字が書けるようになったんよ!」という。実は「書こうとしている」が正しい・・・。

年賀状の季節である。私はよくハガキや手紙を書くので、それを見ている孫は真似をする。

「りかちゃんも字が書けるようになったらバーバにお手紙頂戴ね・・。楽しみにしとるよ」と話している。

なんだかエンピツをもってせわしなく書いていると思ったら「手紙を書いている」という。

そして、昨日届いた手紙。なにか懸命に書いてあるが、「字」のようなものが並んでいる。でもそれは「バーバお元気ですか」と確かに書いてあるように見えるのは勘違いだろうか。

疲れが吹き飛ぶうれしい手紙である。

11月議会 陳情・請願 反対討論

10年12月20日 | 岡山市議会 |

岡山市議会11月定例会で、崎本議員がおこなった陳情・請願に対する反対討論を掲載します。

「いのちの平等を守る病院」協立病院50周年

10年12月20日 | とし子からの手紙 |

協立病院が50周年の記念講演会を開いた。オープニングはうらじゃおどりやY医師のバイオリン演奏。

谷口院長の「協立病院のこれまでとこれから」の話。協立病院はこれからも部屋代をとるようなことはせず「いのちの平等を守る病院」として緩和ケア病棟や糖尿病センターの拡充などの取り組む。

「いのちを大切にする」と題して旭山動物園前園長の小菅正夫さんの講演があった。動物たちを家族のように、動物たちとの会話が聞こえるように話されて、感銘を受けた。

人間は霊長類人科の動物だ。「子育ては学習、知らないことはできない。母親が落ち着き、安心して暮らせないとこどもは産めない」の言葉はまさにオラウンターの話ではない・・・。

協立病院で12年看護師として働いた私にとっても、協立病院はかかわりの深い病院。手術をうけ、縁の切れない病院である。旭川以東のたった一つの総合病院として地域医療の中核としてがんばってほしい。

寒い朝

10年12月19日 | とし子からの手紙 |

今朝も寒い。

我が家の隣の児童センターの屋根は霜が降りて真っ白である。今年で一番の真っ白だ・・・・。

寒さがこたえる私は体が縮んでしまう・・・。しかし、赤旗しんぶんを読み終える頃には、背筋が伸びて、「よし今日もがんばろう!」という気持ちになる。

全国でがんばる人たちの元気をくれるのが、赤旗しんぶんである。

堤 未果さんの講演会

10年12月18日 | とし子からの手紙 |

堤 未果さんの講演会へ出かけた。彼女は一度は会いたかった人の一人だった。

小柄で背筋をきちんと伸ばして、たゆみない言葉で語る。論旨の明快な話だった。賢いステキな女性だった。

アメリカの貧困の現実がリアルに語られるのだが、それは日本のリアルタイムの話であった。

国がナショナルミニマムを投げ捨てたとき起こる教育や医療や福祉、子育てなどの分野で起こる格差の拡大の様子がわかりやすく話された。

「テロとの闘い」を口実に軍事費は年間50兆円!?当然どこかを削るわけで、公教育、福祉、医療雇用、子育てが投げ捨てられた・・・。市場化は利潤追求を求め、戦争さえ「市場化」され、イラク戦争は終わったとおもっているひとが多いが、軍を引き上げた変わりに、派遣会社からの傭兵や社員は政府と契約して2倍になった・・・。軍のリクルーターがいう・・・「アメリカに徴兵制はないが、格差社会をつくって貧しい階層を作り出すことで事実上の経済徴兵制が機能している」と。就職できないこどもたちが軍の甘い言葉に乗せられて戦場へ連れて行かれているのだ。

大学の授業料は高く州立大学で300万円の借金・・・、日本でも給付制の奨学金が廃止され、教育ローンが「産業」になっている。

日本では保育の新システムが民主党政権から提案されているが、市場化を許してはならない!との話に納得!アメリカでの保育の市場化は人件費と食費を削る中で子供の健全な成長を奪い、女性の働く条件を奪った。

オバマ政権に変わったが、生活は良くならない。人々はリーダーに丸投げしてはいけないことを学び、憲法に照らして今の政治を考え、地方から政冶を変えていくことに取り組み始めているという。

人が強くなるときは、真実を知ったときと自分の町に誇りを持ったときだ・・・。こどもたちには「あきらめない大人」がいることが希望である・・・とのメッセージはステキな言葉だった。

行き詰まり感のある現代において、元気をもらえた講演会だった。

私もあきらめない大人の一人としてこれからもがんばろうと思う!久しぶりの出会いもうれしい集いだった。